2005年05月23日

『しあわせなふくろう』(チェレスチーノ・ビヤッチ訳) 《オランダ民話》

しあわせなふくろう
チェレスチーノ・ピヤッチえ / ホイテーマぶん / おおつか ゆうぞうやく


絵がとっても印象的なんですよ。一見版画のような・・・。
表紙に魅せられて手にとってみました。
字も全部ひらがななんですよ・・・
どことなく惹かれるものがあります。

・・・・・・・・
古くてくずれそうな石壁のなかにひっそりと
でも、とてもしあわせに二わのふくろうの夫婦が住んでいました。
すぐ近くにはいろいろな鳥たちが飼われているのですが、
その鳥たちは飲み食いしてはけんかをし、
それはそれは騒々しく暮らしていました・・・

そんな鳥たちもなぜあの二わのふくろうがおだやかにしあわせにくらしているのか
不思議でたまりません・・・
そうだ、聞きにいってみよう・・・と派手で自己主張の強いくじゃくが役目を引き受けました。
他の鳥たちにふくろうは話をしてあげます。
なぜ自分たちがしあわせなのかを・・・

『春がきてふゆのねむりから目をさまし、
よろこびのこえをあげているのをみているとうれしくなってきます』

『さまざまな花が咲き、虫たちが飛び始めるといよいよすばらしい夏がきたんだ』

『そしてわたしたちふくろうは呼び寄せられるかのようにみどりの森へととんでいき、
そこでしずかなこかげにとまっています。』

『そうしているとしあわせでやすらかなきもちでいっぱいです』と。

『あきがきて・・・ふゆがきてゆきがふりだすとまたここへもどってしずかにくらすのです』


・・・・・
いやぁ、こういう風に後々暮らしたいよねー♪
世間に惑わされずに・・・あるがままをみつめ
おだやかに夫婦二人で暮らしていく・・・いいなぁ。
最後のページの絵、ふくろうが寄り添ってるのが、イイ感じですね。

・・・・・
でもやっぱり他の鳥たちはこれがしあわせであるとは思えないと・・・
「ばかばかしい!たべたりのんだりけんかしてるほうがいい!」と。

ああ、世の中の人間(自分含めて)とダブりますね。
享楽が一番だと思っている。
でも、そうじゃないことに気付くのはずいぶんたってから。
気付かないで終わってしまうことも・・・

・・・・・
平々凡々と暮らすことの大切さ。ですかね。
posted by なべまま at 15:31| Comment(2) | TrackBack(0) | おすすめ絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なべママさんこちらこそごぶさたしてすいません。うちも回覧板はこっそり玄関の階段の下においてかれるんで雨が降るとびしょびしょ 一言声かけろ〜て感じですが 向こうも気使ってるんでしょうね。少なくとも大人同士が分け隔てなく生きていれば、子供も気兼ねなく楽しく生きられるはずなんですよ。楽しく生きましょ。
Posted by 絵本おじさん at 2005年05月26日 22:18
わーい、有名人の絵本おじさんだ〜(笑)

いやぁホントに残念です(ToT)見たかったなぁ。
今度ご出演の際は見逃しませんから〜♪

・・・・
そうですよね、楽しくいきましょ〜。
(って十分楽しく毎日過ごしてるとダンナは言う)
Posted by なべママ at 2005年05月27日 20:19
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。